【新入荷】JAS認証 コロンビア シエラネバダ ラ・ミエル ウォッシュ スプレモ【浅煎り】 360g
¥3,700
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
コロンビア北部のコーヒーらしく、穏やかな酸味で、ナッツやキャラメルなどの甘さがあるコーヒーです。南部のウィラなど、高標高の産地のコーヒーのような、力強い酸はありませんが、クセが無くアイスコーヒーやミルクに合わせて飲んでいただくのにオススメです。
風味:アーモンド、キャラメル、紅茶、ハニー
【コーヒー詳細】
■JAS認証 コロンビア シエラネバダ ラ・ミエル ウォッシュ スプレモ
精製:ウォッシュ
標高:1,400〜1,500m
品種:カスティージョ、コロンビア、カツーラの混合
乾燥:天日乾燥と機械乾燥の混合
規格:スプレモ
栽培・農薬の使用:栽培期間中、コーヒーには農薬・化学肥料不使用
【コロンビア マグダレナのコーヒー栽培】
マグダレナは、シエラネバダ山脈のふもとに広がるコーヒー生産地です。コーヒー栽培の歴史は、19世紀後半にさかのぼります。もともとは外国人による大規模農園にはじまり、その後大規模農園は衰退、国内からの開拓者たちが荒れた農地を再興し、コーヒーの生産地として発展していきました。20世紀後半になると、この地に暮らすアルワコ族やコギ族、ウィワ族などの先住民族の人びともコーヒー栽培に関わるようになっていきました。開拓者たちと先住民族とが共存しながら、今につながるマグダレナのコーヒー生産の歴史を築いてきたのです。
FNC(コロンビア生産者連合会)によると、マグダレナ全体では5,000世帯以上の農家さんたちが、合計で20,000ヘクタールほどの農地で、森を守りながら農作物を育てるアグロフォレストリーという農法でコーヒーを栽培しています。持続可能な農法を取り入れた生産地のコーヒーとして世界中にファンの多い産地のひとつです。
【地域一帯で有機農法に取り組む】
アソグラン農協は、コロンビアの北部、マグダレナ県のシエラネバダという地域でコーヒーを栽培する農家さんたちで構成されています。伝統的に、化学肥料を使用することなく、自然の恵みを大切にしながらコーヒーを育てている農家さんばかり。コーヒー栽培を通じて、環境負荷の小さな持続可能な農法に取り組もう、そして環境保全に取り組んでいこうという志のもと集結しています。農協を立ち上げてから20年近く、コロンビア北部における伝統的な栽培方法で良質なコーヒーづくりに励んでいます。
世界的なオーガニックブームが起こるずっと前から有機栽培を続けていたシエラネバダの農家さんたち。今では、農協に加盟する農家すべてが、JAS認証だけではなく、アメリカの有機認証「NOP」やヨーロッパの有機認証「EOS」も取得しており、コロンビアのオーガニックコーヒーをけん引する農協として、世界中にコーヒーを届けています。
【ミツバチと共存するコーヒー栽培】
このコーヒーの名前の「La Miel(ラ・ミエル)」は、スペイン語でハチミツの意味。アソグラン農協の各農家さんたちのなかには、コーヒーのほかに、養蜂を営み、ハチミツをつくっているコーヒー農家さんが多くいることから、この名前が付けられました。
コロンビア北部地域のコーヒーの収穫時期は10月~1月。4ヶ月ほどの限られた期間にしか、コーヒーによる収入がなく、これだけでは生計を立てるのが難しいのが現状です。そこで取り組んでいるのが養蜂です。コーヒーのシェードツリーとして植えられているグアモの木を利用してハチミツを作り、収入源を増やしているのです。
ミツバチは、植物の受粉を助けてくれる生き物で、その生息数が地域の自然環境の豊かさを表すひとつの指標とも言われています。農薬が使われているところでは生息ができないとも言われ、ミツバチがいることが農薬や化学肥料に頼らずに栽培された証にもなります。
この地域にも植えられているアラビカ種のコーヒーノキは、自家受粉を行う植物であることから、受粉を助けてくれるミツバチの存在が重要視されることはあまりなかったそうです。ところが、2021年、コロンビアのコーヒー研究機関「セニカフェ」が調査したところ、アラビカ種のコーヒーノキの受粉の16%ほどにミツバチが関与していることが分かりました。実はミツバチはコーヒー生産を支えてくれている大切な生き物だったのです。アソグラン農協の農家さんたちのミツバチと共存するコーヒー栽培は、今後、環境にも人にもやさしい持続可能な生産方法として、より一層注目を集めていきそうです。
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